2006年 05月 24日
被昇天の日のごちそう |
被昇天(いつの話だ……)に九州の修道院でご馳走になった心づくしの昼食です。ずっと要理を教えてくださっていたK神父が臨時でここの修道院付司祭になられた機会にお邪魔しました。目にしたときあまりのボリュームに仰天、シスターに「すみません、残すと思います」といってしまいました。がんばりましたけどね。
前にも行ったことがあるのですが、修道院の聖堂はすっかり新しく建て替えられていました。ルイス・カーンの愛弟子、香山(こうやま)寿男氏の作品。シトー会のル・トロネ修道院について、カーンに教えられたことをきっかけにル・トロネに行き、その建築に触れたことが、この修道院聖堂の建築にひとつの反映として顕れています。その後、香山氏は北海道のトラピスト修道院で洗礼を受けたそうですが、建築とは音楽や絵画とおなじように、言葉なき言葉なのだということを思わされます。この修道院の聖堂は美しく、暑い壁、小さな開口部と、ロマネスク建築を彷彿とされるものがありました。シンプルな美しさの極みのひとつの形でしょう。
さて、今日は被昇天ではなくて、ご昇天の祝日でしたね。
キリストは天に帰られました。もっと人々に近づくために。
前にも行ったことがあるのですが、修道院の聖堂はすっかり新しく建て替えられていました。ルイス・カーンの愛弟子、香山(こうやま)寿男氏の作品。シトー会のル・トロネ修道院について、カーンに教えられたことをきっかけにル・トロネに行き、その建築に触れたことが、この修道院聖堂の建築にひとつの反映として顕れています。その後、香山氏は北海道のトラピスト修道院で洗礼を受けたそうですが、建築とは音楽や絵画とおなじように、言葉なき言葉なのだということを思わされます。この修道院の聖堂は美しく、暑い壁、小さな開口部と、ロマネスク建築を彷彿とされるものがありました。シンプルな美しさの極みのひとつの形でしょう。
さて、今日は被昇天ではなくて、ご昇天の祝日でしたね。
キリストは天に帰られました。もっと人々に近づくために。
by ouistiti
| 2006-05-24 19:49